· 

芦屋ホトトギス 2018年6月2日

芦屋ホトトギスの句会に参加いたしました。137名が集う大句会です。

兼題は「蛍」と「未央柳」

席題は「短夜」と「夏の川」

でした。

兼題の「蛍」は名句がたくさん歳時記に載っており、この句会でも素晴らしい句がたくさん出るだろうと予測しておりました。実際、蛍の生態をよく表している句、子供の愛らしさを捉えた句、情念を記した句などなど、参加の方々の素晴らしい「蛍」の御句を読むことができました。

「未央柳」鮮やかな黄色の五弁の花で、たくさんの長い雄蕊を突き出して咲く花です。女性の鮮やかな目元を連想させます。実際、そのような句が多かったです。私はそれとは違う方向から句を考えて数句作ったのですが、出句にいたるまでの自信の持てる句はできませんでした。

 

私は「蛍」の句を3句、「夏の川」の句を1句、合計4句を出句いたしました。その内、先生より2句の入選をいただきました。

 

  裏返すポケット母へ初蛍

 

  ふるさとの闇に蛍の戻りけり

 

反省はいろいろありますが、一番の反省は「未央柳」の句が消化不良で終わったことです。俳人であれば「未央柳」の季題を活かす句を一つは詠めなければと思っております。それには、日頃しっかり物を見て、感性を鍛える必要があると痛感しております。

(清一路記)