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横須賀吟行 2018年7月28日・29日

7月28日(土)、29日(日)横須賀に行ってきました。

ホトトギス「野分会」の夏行です。

生憎の台風と重なりましたが、最接近は28日(土)の夜で、吟行には雨の影響を受けませんでした(28日に予定していた「軍港めぐり」は波の都合で中止となりましたが)。

 

2日間で3回の句会が催されました。

それぞれ5句出句です。

また、それぞれ吟行を終えてからすぐの出句(だいたい1時間ぐらい)でしたので非常にスリリングでした。

そして、それがたいへん勉強になりいい経験となりました。

 

句を作る時間がないということは、自分の個性というかパターンがそのまま句に出ます。

(ある大作家がいっておりました。オリジナリティは削ぎに削いだところから生まれると)

ですから、自分の句の傾向を把握することができます。

だいたい、同じような句を3つの句会に出句しておりました。

私は即吟で良い句を詠めるようになりたいという一つの目標があります。

自分の幅を広げる必要性を強く感じました。

その為には、自分は何をする必要があるのか自分なりに答えを見つけて実行していこうと思います。

 

 

それでは、選を頂いた句を2句ばかり

 

皇国に捧げし命蝉時雨

 

土曜日は軍港ツアーが中止になったので、港に展示してある「三笠」に乗船いたしました。

日本海海戦でバルチック艦隊を打ち破ったときに、東郷連行艦隊司令長官が乗船して指揮を取っていた船です。

私は司馬遼太郎の『坂の上の雲』の小説が好きで、戦争は反対ですが、当時、日本の命運を背負った若者たちのことが頭を過り、胸に迫る想いがありました。そこで詠んだ句です。

 

 

出番なきイージス艦や雲の峰

 

日曜日、軍港ツアーでイージス艦が停泊しているのを見ました。日本を守るための何千億もするイージス艦ですが、こんなのは出番のないのが一番いい。

 

たいへん充実した二日間でした。吟行は素晴らしい!!

(清一路記)