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九年母阪神支部句会 2018年8月11日

九年母、阪神支部の句会に参加して参りました。

兼題は「天の川」と「花火」。

私にとって(誰にとってもそうでしょうが)、ロマンチックで少なからず思い出と結びついている季題です。

季題自体が詩の要素を含んでいます。また、馴染みもあります。ですので、詠みやすく感じます。この季題を入れただけで詩の様相を帯びてきますから。

しかし、そこが落とし穴ともなる季題ではないでしょうか。

この季題活かすために、この季題が何を求めているのかを考えて、自分の心の奥底に入って行くよう努めました。

そうしなければ、、既に誰かが詠んだり、また、一人よがりの感情に溺れてしまう句になってしまいそうです。

 

 

本日、選をいただいた句をひとつ

 

渋滞のフロントガラス遠花火  清一路

 

昔、日本海へ海水浴に行った帰り渋滞にはまり込んでしまいました。

しかし、その渋滞のお陰で、花火を楽しむことができました。

その、海水浴とドライブの懐かしい思い出を詠みました。

すでに大昔の、色褪せた青春時代の思い出を、何度も何度も蘇らせてくれるのがこの遠花火です。

季題が十分にその内容を語ってくれているかどうか、まだまだ推敲の余地はあると思います。

いかがでしょうか。

 

昔の素敵な思い出を俳句と共に振り返る。

これも、俳句の魅力のひとつですね。

(清一路記)